回答「それ、全部先生にばれてますよ…」

学校で禁止されている色々なサイトを見たりSNSを利用したりオンラインゲームをしても、「履歴を消せばばれない」「シークレットモードなら安心」そう思っている人、かなり多いと思います。
でも先に言っておきます。
学校のWi-Fiや校内ネットワークを使っている時点で、ほぼ確実に把握されています。
学校のネットは「誰が・いつ・何をしたか」が全部残る

インターネットは自由に見えて、実はかなり管理しやすい仕組みです。特に学校・会社・役所などの回線では、
- いつ
- どの端末が
- どのサイトにアクセスしたか
こういった情報が自動で記録されています。
理由は簡単で、学校の回線は必ずルーターやファイアウォールといった管理用の機器を通っているからで、ここに「通信ログ」が残ります。
詳しい仕組みは省きますが、この通信ログと端末の情報やアカウント・接続時間などを照合すれば個人の特定は簡単に出来ます。
「じゃあ、先生が毎回チェックしてるの?」

ここでよくある勘違いがあります。
先生が毎日通信ログを見て「お、今日は誰々がゲームサイト見てるな」なんてチェックしているわけではありません。
学校側では、
- 明らかにおかしい通信量
- 禁止サイトへのアクセス履歴
- ルール違反が続いている端末
こういったものがあると、まとめて確認・報告されます。
「呼び出されてないから大丈夫」とか「注意されてないからセーフ」と思ってたら、それはかなり楽観的です。
今の先生は、基本的にただの会社員です。よほどの熱血教師でもない限り、給料以上の仕事はしません。なので、わざわざ生徒を呼び出して説教なんてしません。
代わりに何をするかというと、内申書や所見に「校内のルールを守れず、指定外のサイトへアクセスしていた」と一言書く、これだけです。
この一文が、どれくらいの重さを持つかは小学生でも無ければ想像がつくはずです。
今さら慌てても、正直もう遅い
ここまで読んで「やばい、もうやってしまった…」と思った人もいるかもしれません。ですが、過去のログは消えません。あなたのパソコンの履歴を消しても、シークレットモードを使っても、VPNを入れても、学校側の記録には関係ありません。
出来ることがあるとすれば、「これ以上しない。」この一言です。
学校のWi-Fiは、家のネットとはまったく別物で「自由な回線」ではありません。
- 監視されている前提
- 記録が残る前提
- 問題があれば後から処理される
この3点は覚えておいてください。
「バレてない」のではなく、「まだ表に出ていないだけ」というケースがほとんどですよ!
