「ゲーミングPCどれを選んで良いかわかりません…」

回答「まずはしたいこと・したいゲームの推奨条件を確認しましょう」

何かしたいゲームがあるなど、目的が決まっているなら必要なパソコンを探すのは簡単です。
「”ゲーム名” 推奨スペック」で検索です。
(マインクラフトなら、「マイクラ 推奨スペック」など)
そうすると、そのソフト(ゲームなど)のサイトが出てそのソフトを快適に動作させる能力がどれくらい必要か?と言うのを見つけることが出来ます。
もちろん、複数のソフト(ゲームなど)をしたいなら一旦全部のソフトの推奨スペックを調べる必要があります。



必要動作環境と推奨動作環境とは?


公式サイトなどを見ると、必要動作環境と推奨動作環境と言う2つの環境が掲載されてることが多いです。
「必要動作環境」は、そのソフトを動作させるのに最低限必要な能力で、これ以上の能力が無いとソフトは動きません。また、これはギリギリのラインなので「必要動作環境」を満たしているだけでは快適には動作しません。動くのは動くのですが、全体的に動きがもっさりしてるとかきれいに表示しないとか不満が残る状態になってしまいます。

それに対して「推奨動作環境」はそのソフトが快適に動作するラインです。ただしこれは、デフォルトの状態(ソフトをインストールしてそのままの設定で動作させた場合)で快適に動作するラインなので、例えばゲームでもっと綺麗に見せたいなど画質を「最高」(デフォルトでは標準の場合)にしてしまうと推奨環境でも能力が足りなくなってしまいます。

なので、パソコンを買う時はしたいソフト(ゲーム)の「推奨動作環境」よりもちょっと上のパソコンを購入するとストレスなく利用することが出来ると考えてください。

スペックの見方

「動作環境」は基本的にこの5項目が掲載されてることが多いです。

  • OS: WindowsなどのOSの種類
  • CPU: Core i〇のようなCPUの種類
  • RAM: メモリーの量
  • GPU:  グラフィック能力
  • ストレージ: HDDやSSDの空き容量

ここではApex Legendsの推奨環境を例に1つずつ解説していきましょう。

OS : Windows 7 64ビット版
これはそのままWindowsの種類です。ただ、推奨に7が載ってるからといってサポートの終了しているWindows7を使うのは危険です。最新のOSでなおかつ公式サイトに掲載されている最適化されたOSを利用するようにしましょう。(一番新しいOSはOSが出てすぐだと最適化されてないことが多いので注意が必要)
CPU: Intel i5 3570Tおよび同等品
こちらはパソコンの頭脳ともいえるCPUの種類です。この場合、i5かi7でなおかつ3000番台以上のCPUが搭載されていたら何も問題ないでしょう。2023年現在、新品で販売されてるCPUは13000番なのでi5かi7搭載PCなら何を買っても大丈夫です。
Ryzenシリーズを購入するときはIntelCPUとどれくらいと同等なのか?を調べた方が良いです。
ryzen corei ベンチマーク比較」で検索して、買おうとしてるCPUがどのクラスなのかを確認しておきましょう。
ノートのゲーミングPCを購入するときは注意が必要です。ノートパソコンはデスクトップと同じ型番のCPUを購入しても1割から2割程度能力が低いです。なので、推奨スペックギリギリを購入するのではなくある程度余裕のある物を買うようにしましょう。
RAM: 6GB
ゲーミングPCと言う名で売られてるなら、搭載メモリが4GBとか6GBなんてものは売られてないと思います。新品なら普通は16GB以上で売られてるので難なくクリアですが、中古だと「ゲーミングPC」と説明にあるくせに4GBメモリしかない物もあるので購入するときは注意しましょう。
GPU:  Nvidia GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290
ゲーム利用ならこれが一番重要な項目です。一般的には「グラフィックボード」と呼ばれる部品の名称です。基本的には最後の数字が多いほど新しく速いと思って差し支えないです。
中古PCなどを購入するときはそのグラフィックボードがどれくらいの速さなのか?を調べた方が良いです。
グラフィックボードベンチマーク比較」で検索して、買おうとしてるCPUがどのクラスなのかを確認しておきましょう。
こちらもCPU同様、ノートのゲーミングPCを購入するときは注意が必要です。推奨スペックギリギリを購入するのではなくある程度余裕のある物を買うようにしましょう。
ゲームによってはGPU RAMの量を指定される場合があります。これはメインメモリ(上のRAM)とは別に、グラフィックボードのどれだけ高速なメモリが積まれてるか?というものです。 一般的にはグラフィックボードの説明の後ろに記載されてます。(例 : GeForce RTX 4070 Ti 12GB GDDR6X)
安いノートのゲーミングPCとかだと1~4GBしか積んでない物もあるので注意が必要です。
ストレージ: 22GB以上の空き容量
HDD・SSDの空き容量です。新品購入でこの空き容量が無いゲーミングPCは絶対無いです。新品を購入するときはほぼ気にする必要は無いです。

色々したいものがあるなら一番スペックが必要なソフト(ゲーム)を選ぶ

複数のゲームやソフトを動かす予定があるなら、すべてのソフトの推奨環境を調べるようお伝えしましたが、その中で一番能力を必要とするものを基準に考えましょう。

例えば、Among UsKerbal Space Program 2がしたいゲームの場合、よりスペックが必要なKerbal Space Program 2の推奨環境を基準とします。
これで、大体買わないといけないパソコンが何か?が分かってきたと思います。

あとは好みで選んでOK!

ゲーミングパソコンを販売してるお店はいっぱいあります。
よほどマイナーなお店でなければ、ほとんど差は無いです。自分の好きなケースを取り扱ってたとかそんな理由で選んでも全然良いです。
ただ、初心者の方は価格だけで選ぶのはお勧めできません。スペックが同じで価格が安いならそれはサポートの質が悪いか、スペックに関係ないパーツの質が悪いかです。
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